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2008年9月 8日 (月)

カウアイ島3

ハナペペに行く途中に楽器屋を見つけました.
Photo ワイキキにある楽器屋とはかなり趣がことなり,陳列の仕方なんかもいかにもローカルな感じです.
この写真だと小さな店に見えます.実はこの女性の後ろには控え室みたいなものがあり,その控え室を取り囲む回廊状の空間の大半はウクレレが陳列されており,ワイキキにはない大きな店なのです.一度にこれだけのウクレレを見たことはありません.客はどうやってウクレレを選ぶのでしょう.見てくれでなく音を試していたら何日もかかりそうです.
控え室の前,左,後ろはウクレレのコーナーで,右側だけはエレキとかドラム,アンプ,エフェクターとかロックバンド用の機材を売っていました.
私はスラックキーギターの楽譜が欲しかったのでその旨話すと,すぐにこれが良いと教則本を見つけてくれました.
スラックキーギターはハワイ独特のチューニングを用いたギター奏法のことで,特別なギターの名称ではありません.
チューニング方法は200種類ほどあると言われていますが,その中でタロパッチチューニングが一番ポピュラーです.タロパッチチューニングはオープンGとも言われ,この独特の響きに魅せられたローリングストーンズにはオープンGで演奏した楽曲もあります.

この店の女性としばし話をしていたら,現在一番流行っている女性歌手でスラックキーギター奏者Cindy CombsのCDを奨められました.
その後のドライブはそのCDを聞きながらになりました.泥臭いスラックキーギターではなくてジャズとカントリーを絡めたハワイアンで洗練されたものでした.(泥臭いのが好きなのですが)

Photo_2 そこからしばらく走るとこんなところに来ました.
ハナペペ渓谷展望台です.前日ワイメア渓谷を見た目からすると眺望そのものにはインパクトはありません.
ただしここはあのジュラシックパークのロケ地なのです.
この写真は道路際の展望台(駐車場)から撮影したものです.こ駐車場の右には渓谷入口がありました.

入口から中を覗くと赤土の道が続いていましたが,雨が降ったら四駆でもスタックしそうな手の入っていないでこぼこ道なのです.
映画には巨大なティラノサウルスに追われた小さな恐竜の大群が走りさる際,横たわった大木に研究者達が身を隠すシーンがあります.中に入ればその大木が今でも観光客のために残してあるのです.しばし入口で考えましたが,もし雨が降ったときのことを考えると諦めるしかありませんでした.
確かにあの映画では赤土を撒き散らしながら走っているジープのシーンが沢山ありましたね.

ところでジュラシックパークの最後のシーンの撮影予定日にハリケーンの襲来が予想され(実際に来た)ここのセットは解体されオアフ島に運んで撮影したそうです.
既にバックトゥーザフューチャーで大成功を収め名声を得ていたスピルバーグですからセットの解体,移動そして組立にかかる経費も問題なかったのでしょう.

シリコングラフィックスというITベンチャーがジュラシックパークのCGを作りましたが,スピルバーグは出来栄えに満足せず,何回もCGを作り直させ,本当にこの世に恐竜が生存しているかのような画像を実現しました.あれだけの解像度が高く,スムーズな動きのCGを何回も作り直させるとなると,スーパーコンピューターと言えどもそのたび演算に膨大な時間がかかることになります.
スーパーコンピューターは一秒いくらの世界です.どれだけ経費がかかったのでしょう.(三丁目の夕日の粗く,コマドリのようなCGを見ればその制作費の差は歴然です.一桁以上違うと思います)
最近の映画はCGのオンパレードですが,ジュラシックパークに優るものは未だにないと思います.
もともとIT分野のベンチャーだったシリコングラフィックはこの映画の大成功により本来のビジネスでも俄然注目を集めることになり,大躍進しました.(ある席でこのCGを担当したシリコングラフィックの技術者からあれ以来忙しすぎて寝る暇もないと聞きました)

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