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2009年11月27日 (金)

ハワイの歴史

Photo_2 昨日ハワイ島のトレッキングを紹介した番組を見ました.
その中でワイピオに住む原住民がタロイモを収穫した後,芋を切り取ったタロイモの茎を植えつけているシーンがありました.茎を植えつけるとまた芋部が成長することで無限に収穫できるようです.パインアップルも同じですね.(我が家ではパインアップルの葉の部分だけを鉢に入れて育ています.残念ながら我が家では実はなりませんが.ハワイの知人はそうやっているのでパインアップルは買ったことがないとのこと)
熱帯植物は気候条件さえ合えば凄い生命力を示しますね.
番組では田圃に糸をピンと張り,日本の田圃の田植えのようにタロイモの茎を縦横整列させて植えていました.ハワイの原住民が最初からやっていたとは到底思えません.
日本人移民の効率良い田植の方法がハワイ中に広まったのでしょう.このワイピオ渓谷の写真は2007年の11月末にハワイ島に行ったときのものです.その後公開されたホノカアボーイでもフラを踊るシーンでこの場所は出てきましたね.この岬の手前の平らな部分は湿地帯になっておりそこでタロイモが耕作されているのです.この写真を撮った展望台も10数年前は観光客は入れない場所だったそうです.
Photo_3 左の写真は2008年6月にカウアイ島ハナレイに行ったときのものです.
この田圃のエリアは文化遺産に指定されており,昔のままの形で残されています.
京急に北久里浜という駅がありますが,私が小さいころの駅名は井田でした.
井田という名前から想像できるかも知れませんが駅の前は一面田圃が広がっていました.ハナレイのこのタロイモ畑を見たとき井田駅周辺の田圃を思い出しました.このタロイモ畑は日系人が開墾したのでしょうね.
ところでワイピオのタロイモ畑は1500年前にタヒチ等から海を渡ってきたポリネシアンが持ってきたものだそうです.
今ワイピオでタロイモ畑を作っている原住民はそれ以来1500年間も作り続けているのです.
この番組ではハワイの植物の由来についての話もありました.
灼熱のマグマが固まって出来たばかりの土地には生命は存在しません.
現在沢山の植物がハワイにある理由は3Wで説明されるそうです.
最初のWはWaveです.椰子の実みたいに海をどんぶらこと渡ってきたものです.
二番目のWはWindでタンポポのように種子が空を飛んできたものだそうです.
最後のWはWingで鳥が(糞の中で)運んで来たものだそうです.
いずれにしても広い太平洋から見れば芥子粒みたいなハワイ諸島に一つの植物がたどり着き,それが繁殖するのは8万年に1度ぐらいの確率だそうです.気の遠くなる話です.
ワイピオのタロイモは1500年前からです.1500年という期間も人類にとってはとても長い話ですが,8万年という単位に比べればほんの僅かなものです.
溶岩の隙間に咲いているオヒアレフアなんていかにも空を飛んで来たと言う感じはしますね.

これに限らず人類の歴史なんて地球の歴史からみればほんの一瞬ですね.
環境の悪化あるいは核戦争で人間生存できない状態になり絶滅しても1億年後のハワイでは何もなかったように何かの花が咲いているのでしょう.
しかしプレートテクトニクスとして1年に6cmハワイは北上,日本に向かっているとのことですので,ハワイ島が海中に沈没しなくい場合でも一億年後ハワイは現在の日本がある場所近くまで移動しているので,植生は大きく変わっているでしょう.その頃日本は中国大陸と衝突しているようです.伊豆半島がフィリピンからひょっこりひょうたん島状態で箱根に衝突したように.(今でもあのあたりは頻繁に地震が起こるわけです)

マノアロアの真下には世界最大級のホットスポットがあり,今でも噴火を続けています.
そのマグマが作った島で今でも沈んでいない最北にある島はミッドウエイです.
ハワイ諸島からミッドウエイまで海底にはかつての島だったものが線状に並んで沈んでいます.ミッドウエイが出来たときはハワイ島より大きな島だったのでしょう.

フィリピンから流れて来た島がぐいぐい押すので日本最高峰の富士山ができました.
マノアロハは4000メートル級で富士山よりちょっと高いなと思っていましたが,実際は海底数千メートルからなのです.海抜でなくて海底抜で考えないといけないのです.
その意味ではマノアロハは富士山の数千倍のスケールの火山なのだそうです.
富士山も数千年単位で考えれば再度噴火してもおかしくないようです.そうしたらあの優美が形が崩れてしまうでしょうが.

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