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2010年1月10日 (日)

CO2の放出量

CO2の放出について他のブログでちょっとコメントしました.
ここでもUPしたいと思います.

現在どこのスーパーでもデジ袋の削減が声高に言われていますが,私は余り関心がありません.
スーパーが本当にCo2の放出を削減させたいと思うなら,車での来店を削減させることが一番有効です.
車で買い物に行くことをやめ自転車で一回行けば,1年間デジ袋を利用しないよりCo2の放出量は削減されます.
駐車場を自転車専用にして車を禁止したら間違いなく大きな効果が得られますがそのスーパーはすぐにつぶれるでしょう.
一般のスーパーの駐車場は1000円程度の買い物で1時間は無料になります.これを有料化すれば自転車利用が増えるでしょうし,駐車料金の一部を林業保護や植林に廻すとかすれば優れたCO2対策になると思います.(やっているスーパーはあるのでしょうか?)

毎年のハワイ旅行ですが,私達は当然ジェット旅客機での旅になります.
ジャンボジェットの燃費は何とリッター50メートル程度しかありません.ただ500人乗れますので満席の場合一人当たりリッター25kmとなり,ハイブリッドカー並みになります.
しかし車は複数で乗る場合も多いですね.

ジャンボは一人当たりリッター25kmですが,ハワイは片道6000kmぐらいあります.往復で1万2000kmですので一人当たり480リットルとなります.
家族4人だと2000リットル近くになりますね.大半が市内を走っている我が家の1年間のガソリン消費量は600リットル程度ですので,いかにハワイ旅行がCO2を放出しているかが分かります.それ以外にも海外に行きますので我が家のCo2放出量の過半はジェット機によるものになります.

さて話は変わりますがハリウッドには自家用ジェットを保有している俳優も数多いようです.自家用ジェットの一方,ハイブリッドカーを運転しています.(環境にやさしい生活をしているように振舞うためなのでしょう.一般市民には自家用ジェットの待合室には近づけず車を運転している姿しか目にはいりませんので)

自家用ジェット機の燃費はせいぜいリッター200メートル.これでアメリカ国内を動き回っているのです.
ジェット機は時速1000kmぐらいになります.1時間で5000リッターの燃料を消費することになります.この排出によるCO2の重量は15トンにはなります.1000kmの移動で15トンのCO2を放出することになります.

(大半の化石燃料は CnHmで表せます.Hは軽いので燃料の大半の重量はCによります.Hは酸素と結合し水になります.Cが酸素と結合しCO2になります.C=12,O=16ですのでCO2になると元の燃料の重量の3杯程度になります)

ハイブリッドカーは時速100kmで1時間走った場合のCO2放出量はせいぜい20kg程度でしょうから車で1000km移動すれば200kg,自家用ジェットの70分の1程度になります.
もしハイブリッドでなくガソリンをがぶ飲みする大型SUVで1000km走ったら400kg=0.4トンぐらいは放出することになるかも知れません.(0.4トン<<<15トン)

しかしSUVでなくハイブリッド車を運転することによるCO2の放出量削減効果より,民間航空機のファーストで移動するほうがCO2の放出削減効果は一桁以上大きいのです.
自家用ジェットは一人の人間が放出するという意味では最悪だと思います.

ジェット機は秒速300メートルぐらいあります.ということは自家用ジェットが飛んでいるときは1秒間に1.5リットルぐらい,1分間で90リットルも消費します.普通自動車のタンクでは30秒しか持たないことになります.
家庭用のお風呂は200リットルも入れれば適量です.燃料ポンプから送り出される液体は我が家のお風呂では3分間であふれさせることになります.

著名な環境学者達は世界中を飛び回っています.またゴアさんにしても世界中で講演しています.
彼らは飛行機のCo2放出については決して言及しません.

飛行機の搭乗など夢の夢の国民からみれば先進国のCO2削減案なんて自分達には関係ない,全く一方的なものと思っても不思議はないと思います.

中国ではこれから旧正月(春節)になります.
春節では一年に一度,上海郊外の工場から内陸部にある自宅へ片道3日ぐらいかけてがたがた道をバスで帰郷する人も少なくないのです.往復で休みの大半がなくなってしまうのに.
飛行機を利用すれば1日で帰れますが,そんなことをしたら1年間の頑張った成果である貯金はなくなります.

我が家の場合ハワイ旅行をやめれば年間のCo2放出量は間違いなく半減します.
しかしハワイ旅行は諦めることはできそうに有りません.

Co2放出に関して世界各国が合意できるものは有り得るのでしょうか?

概算なので精度に問題があると思います.間違いの指摘や何かコメントくだされば幸甚です.

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コメント

飛行機は最悪な乗り物ですね。飛行機に乗ることを止めるのが、最もエコになるようですね。飛行機の運賃が高い訳がよく分かりました。
それと車ですね。我が家はまだ軽自動車なので、CO2の排出は少ない方でしょう。ハイブリッドには敵わないでしょうが。
電気自動車が安くなれば買いたいですが、まだまだ先のことでしょう。しかし電気も発電に燃料を使っていますから、完璧なエコではありませんね。

なんかこう読んでいくと、エコなんてバカらしくなりますね。だからと言って何もしないでいいのでしょうか?

投稿: みゆ吉 | 2010年1月10日 (日) 10:56

原油価格が一リットルあたり10円上がればすぐに何千円かのサーチャージが上がることでもいかに飛行機が燃料を使うかのか分かります.リッター
ハワイに行くことをやめないとすると私にとって二番目に放出量の大きいものが車です.
最近はほとんど車に乗らないようにしています.
若いときは一ヶ月3000kmぐらい走っていたこともあります.どこへ行くにも車でした.現在私は月に100kmも乗っておらず,出来るだけ電車や自転車を使っています.
製品のコストダウンでは高い部品からコストカットのターゲットにしますが,CO2の削減も同じことでCO2放出の大きなものから削減することが効果が高いのです.
レジ袋をやめても絶対量としては微々たるものです.車でなく電車を利用すればその一回で,レジ袋数千枚分ぐらいは削減されると思います.
将来的には発電の大半は原子力にならざるを得ないでしょう.
太陽電池や風力発電ではいくら頑張っても必要量の10%もとうていカバーできません.
現在有力と思われているのは原子力で水素を作ることです,発電した電気で電気分解して水素をつくるのではなく熱分解で直接水から水素を作るのです.(効率が高いのです)
ただ原子力の場合廃棄物の問題は全く解決していませんが.
尚小型高出力ということではジェットエンジンに勝るものは当分見つかりそうもないと言われています.
例えば30年後大半の車が電気自動車あるいは燃料電池自動車になったとしても飛行機はジェットエンジンを利用しているでしょう.
電気でプロペラをまわしても飛べますが,プロペラではスピードがでませんし高いところは飛べませんので航路が限定されてしまいます.

投稿: ふ み お | 2010年1月10日 (日) 17:43

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