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2010年9月15日 (水)

手作りのウクレレ

我が家のアコースティックの弦楽器です.

Photo_2 

左はソプラノウクレレです.どこの楽器屋でも大半がこの一番小さいサイズのウクレレを陳列しているいわゆる「ウクレレ」です.これは10数年前のハワイで何となくカマカを買いました.当時はウクレレにはそれほど興味があるわけでなくハワイの記念として有名なメーカーのウクレレを外観だけで買ったので大した音ははしません

一番右も10数年前に買い求めました.ラジカセの音で生活している子供たちに本当の音を聞かせたくマーチンのフォーク・ギターを買いましたが,エレキしか経験のない私には本来の音が出せず宝の持ち腐れになっていました.

3年ほど前にハワイ島のショッピングセンターの広場でライブをやっていたスラックキーギターの音に魅せられ,その場でそのプレイヤーのCDを買いました.
帰国後彼から入門編の楽譜をメール添付で送ってもらい,その楽譜でスラックキーギターを習い始めました.
スラックキーギターはいくらテクニックがあってもハワイに対しての熱い想いがないとそれらしく聞こえないという不思議な音楽です.
使用する楽器は普通の生ギターですが音色にはハワイのロコが長い間親しんできたものが含まれているのでしょう.

右から2番目は日系3世のウクレレ奏者クウレイさんに頼んで手に入れたローGのウクレレです.
ローGは一番左の絃がソプラノのウクレレの一オクターブ低くチュウニングするもので,いかにも「のみが飛び跳ねている」(ウクレレの意味)音と少し外れますが,音域が広いのでソロで演奏するときに向いています.
今はガーリックシュリンプで有名なカフクシュガーミルの跡地ですが,30年前は閉鎖したばかりのサトウキビ工場を観光用に改装してテーマパークとして営業していました.
屋外のステージで聞いたメロディーが耳につき何かの折に出てきました.
後にオオタサンの十八番の「天使のセレナーデ」と分かりました.この楽曲はローGでないと弾けません.

さて最後の左から2番目のウクレレです.ハンディクラフトによるものです.
ちょっと大きいですが調律はソプラノと全く同じです.

Photo_3

女房が浅葉さんの教室でウクレレを始めました.カマカのウクレレでスタートしたのですがより良いウクレレが欲しくなり,このウクレレはインストラクターの浅葉さんに作ってもらったものです.
木材の塊の段階から手作りで完成させたもので,女房の手や指に合わせてネックを調整してありますのでとても弾きやすいようです.
もっとも小さいスタンダードのソプラノは持ち運びは便利ですがフレットの間隔が狭く,指の細い女性でも厳しいものがあります.
このウクレレは私のカマカよりすでにはるかに良い音がします.バイオリンとかも含め弦楽器は鳴らしているとだんだん音が良くなりますのでこれらどんなになるか楽しみです.

絶滅が危惧され現在では伐採が禁止されているコアウッドはハワイ王朝の時代から貴重な木材として王家の保護・管理を受け,王室の家具や内装に使われていました.
ビショップミュージアムの玄関の大きな扉もコアでできています.今後二度とは作れないでしょう.

成長がはやく一般にスカスカな熱帯の木材のなかコアウッドだけは硬く木目も複雑・綺麗で,さらに狂いにくいので家具には最適です.
ウクレレにも最高な木材と言われていますが,日本で使用する場合コアがベストとは必ずしも言えないと思います.
湿度の高い日本では本来の音がでませんし,下手をすると気候が合わずに痛んでしまいます.
(日本の夏季は楽器が傷ということで演奏会を断る欧米のバイオリニストがいるくらいです)

浅葉さんは20数年前からウクレレを作り続けています.作り始めた頃はで完成して初めて音色を知ったそうですが,最近はだんだん狙った音色を作ることができるようになってきたとのこと.
ハンディクラフトのウクレレは日本でも数多くありますが,概観を最重視し音は二の次のものも多いと思います.(外観は木工の職人さんなら綺麗にできるでしょうが音はそうは問屋がおろさないということだと思います)

楽器はもちろん音色が第一,そして演奏のしやすさが次に続くと思います.
ウクレレ奏者の父親から3歳の時からウクレレを教えてもらい,その後50年演奏活動を続けているクウレイさんも浅葉さんのウクレレを絶賛しています.
クウレイさんの演奏スタイルは音色を大切にしたハワイ伝統の演奏です.


ウクレレに興味のある方は下のサイトを見てください.

http://hula-ukulele.cocolog-nifty.com/

ただしウクレレの製作については現在予約で満杯なので当分注文に応じられないようですが.

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