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2014年12月17日 (水)

原油の暴落

原油価格が暴落しています。あっというまに50%を超えるダウンです。

円安の中でもガソリンが安くなっていますし、そのうちに燃油サーチャージもなくなるでしょう。
しかし、ことはそんな簡単なことでは終わりそうもありません。
中国の成長の鈍化とか原因は色々ありますが、圧倒的な理由はシェールガス、オイルによるものです。
今から5年ぐらい前から私はシェールガスの掘削技術の開発に注目し、現在の姿を予測、ここにその甚大なる影響力にうついてUPしてきました。
311の後ロシアは天然ガスを日本に優先的に輸出すると言いましたが、数年後に暴落することを予測していたのです。(昨日からーブルは暴落です。)
それで311後いち早く日本に秋波を送ってきたのです。
ロシアの経済を支えてきた原油、天然ガスの競争力の喪失によりルーブルが暴落しました。
原油価格の暴落は今後世界経済にどれだけの影響を与えるかは誰も分かりませんが、良い方向にないことだけは確かです。
世界経済の根幹をなす原油価格の不安定は経済に不安定さを与えます。
これだけ原油価格が下がればますます原発再稼働の理由がなくなります。
それでも安倍首相は電力利権を守るために原発の再稼働を急ぐのでしょう。
半額になった原油を用い、最先端のガスコンバインドサイクル発電機を用いて発電すれば、コスト的にも原発より優位になると思います。
(もちろん核廃棄物の増加、悲惨な原発事故への不安はなくすことができます)
今回の原油安はOPECが生産を削減できない状況にあるところからはじまりました。
シェールガス、オイルがなかったじだいなら需要が減れば減産して原油価格を維持してきました。
ところで中近東では1バレル10ドルぐらいで生産できます。
一方シェールガスはノーベル賞クラスの掘削技術の開発で実用化されはしましたが現在は1バレル50ドルぐらいかかります。
さらに新たな油田を作るには膨大な資金が必要になります。

1バレル40ドルになれば、新規なシェールガス、オイルの油田開発はとまります。
ということでOPECは減産せずに原油価格が下がるに任せているのです。
しかし中近東の原油の埋蔵量は米国のシェールオイルの埋蔵量よりはるかに少ないのです。
あと30年もすれば中近東のオイルは枯渇、米国のシェールオイルが覇権を持つことになるでしょう。
そうなればイスラム国も含めイスラム過激派の資金も枯渇します。
30年後は米国が再度世界の中心になり、中近東だけでなくロシアも衰退することになります。
中国もそれほどの勢いもたないでしょう。
米国にも様々な問題がありますが、ロシア、中国、中近東が覇権をもつよりは遥かにましだと考えています。
シェールガスの掘削法を開発した中小企業は20年後に世界平和に貢献したとノーベル平和賞をもらってもおかしくないと思います。
日本は原油は輸入に頼るしかありません。
メタンハイドレードが領海内にあり、将来日本はエネルギーを自給できるようになるなんて言っている人もいますが、あり得ません。
シェールガス、オイルの掘削技術が開発、世界に大きな影響を与え始めた現在でも米国以外の国では掘ることができません。
中国にも大量のシェールガス、オイルがあるのですが。
それほど安価に掘削できる技術の開発は難しいのです。
メタンハイドレードではかなり深い海の底にあり、自噴するものもある中東の原油の数倍で掘削できる技術の開発は不可能と言えます。(ほとんど可能性はないですが基礎開発はやるべきですが)
メタンハイドレードが中東の原油、米国のシェールガス、オイルと価格で競合できるようになる可能性はほぼゼロと言っていいと思います。

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