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2015年1月 9日 (金)

マクドナルド 異物混入

マクドナルドの製品への異物混入のニュースを毎日見ています。

マクドナルドの対応の良しあしは別として、メディアは一斉に魔女狩りみたいな形で放送しています。

異物混入はできる限り少くするべきですがゼロにするのは不可能です。

食べ物は安全でなければならないのですが、何かの間違いがあった場合、自動車の方がはるかに危険なものです。
車はブレーキが機能しなかったら即死亡事故につながりますが、食品の場合毒物でも混入していない場合死亡事故にはほぼつながりません。
信頼性では世界一ともいえるトヨタでも、部品の不備に起因する死亡事故を起こした結果リコールを何回も起こしています。

いくら管理を厳しくしても、何億個もの部品を無欠陥にすることは不可能です。
協力会社から納品された品物の検査も、一つのロットである数だけの欠陥部品はOKにしています。
もともと全数検査は物理的にできません。
欠陥があってもロットがOKになる基準は物凄く厳しいですが。
例えば板金に使われている鉄板の厚さも誤差が許容されています。(測定そのものにも誤差が存在します)
金型も使用しているうちにすり減ります。ある程度すり減ったところで寿命にしていますが。
例えばピンで鉄板を打ち抜く場合古くなるとピンが細くなり、穴の径が小さくなります。

また製作された時の気温によっても製品の大きさは変わります。どんな素材も熱膨張係数を持ちますので。

ということで、どんな部品をとっても全く同じ寸法のものは一つもありません。
直接命に係わり、最高・最先端な製法で作られ、全数検査した部品を使った有人ロケットでも事故は起こっています。(そういう意味で民生機でありながらニコンのカメラが採用されたのは凄いことです。カメラが壊れても宇宙飛行士の命には直接関係ないこともありますが)
マクドナルドだけでなく、日本の一流レストランでも何かがあった時はその場で決着していおり、重大な瑕疵以外には公表していないと思います。
一度銀座の一流和食レストランでご飯に異物を発見したことがあります。
他のお客に迷惑になると思ったので、そっとスタッフを呼び、何気ない表情・言葉で異物があることを伝えたところ、スタッフも誰にも分からない形で丁寧に対応しました。
逆に言えば異物混入の場合についても訓練されているのだと思います。

大手商社が中国から輸入したジャガイモの中に虫が混ざっていて、消費者が発見した場合、いちいち今回のようなニュースにしていたらどういうことになるのでしょう。

虫の混入が全くないとしたらそのシステム例えば殺虫剤を疑ってしまいます。
期限切れの肉、故意による異物の混入と今回のような話は別のものだと思います。
マクドナルドを擁護するわけではありませんが、全ての食品に完全を求めたら食べるものは無くなります。
肉眼で見える異物は問題になりますが、どんな食品にも雑菌がついています。
それについては誰も文句を言いませんね。
完全を求めるのは無理なので、原発はやめるしかないと思っています。
一度事故が起これば広範囲に影響がでて、害毒がなくなるまでには気の遠くなるほどの時間(人間の文明開化から今までの時間より長い)がかかるのですから。

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