« 日本人の安保は 治安のガラパゴス | トップページ | 年金機構  »

2015年6月 6日 (土)

地中熱の利用によるCO2の削減 地熱発電より効果的

日本は世界の国土の0.25%なのに世界の火山の7%があるとのこと。
世界平均の実に30倍ということになります。

なのでこの熱を利用して発電しようという話があります。
しかし、この地熱発電の適地の大半はすでに温泉として利用されており、地熱発電に利用するとなると、観光資源としている地場産業とバッティングになります。
一方ここでいう地中熱の利用とは、一年中ほとんど温度の変わらない地中を利用しようというものです。
地下10メートル以上の土の温度は一年中ほぼ15℃が保たれています。
この15℃の土の温度を利用して冷暖房に利用すると言うことです。
電気エネルギーの消費量の最大なものは空調であり、実に25%程度になります。
二番目に多い照明は青色レーザーの普及により今後も漸減するでしょう。
夏、外気が35℃の時に室温を25℃にするには10℃も下げなければなりません。
一方地中は15℃なので、それを利用すればそこの空気を循環させるだけで冷房になります。
冬の外気が5℃の時に室温を20℃にするには15℃も温めなければなりません。
この時も地中の温度は15℃なので地中熱を利用すればたった5℃上げれば良いのです。
ということで地中熱の利用によりエアコンによる消費電力を確実に半減させることができます。
エアコンの消費電力の25%×1/2=12.5%、つまり消費電力を10%以上削減できるのです。
これで分かる通り地中熱の利用は温泉との競合を引き起こす地熱発電より遥かに有効な方法なのです。
10数メートルの穴を掘るためにはそれなりのコストがかかりますので、なにかの策がないと普及しないと思います。
地中熱利用は元を取るには10年ぐらいかかると思います。
CO2の排出削減に大きな効果があるのですから、国家が助成すべきことと思います。
CO2排出が少なくとも10%ぐらい削減できるのですから。

|

« 日本人の安保は 治安のガラパゴス | トップページ | 年金機構  »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 日本人の安保は 治安のガラパゴス | トップページ | 年金機構  »