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2015年8月23日 (日)

ライザップは時間の問題 同時に減量と筋肉増強は不可能

半年前に今頃ライザップはすでにアウトになると思っていたら現在もガンガンCMを出していますね。電通あるいは博報堂に毎月数億円は払っているでしょう。

ライザップは高額なお金を取るので、入会した人はトレイナーの指導もあり2か月間死ぬ気で頑張る人は多いでしょうが、退会後は間違いなくリバウンドします。

普段の生活で太っている人は(私を含め)本能の食欲が過剰な人です。
そんな人が入会します。もともと食欲が余りない人はライザップには用がありません。
食欲はあらゆる生命体の根源です。食欲を失うとアンジョリーナ・ジョリーのように生命さえ危なくなります。
彼女は現在37キロだとのこと。身長は169cmもあるのに。

すべての生命体は外部からエネルギーを奪って生きています。
餓死の瀬戸際になったら共食いもいといません。(何の食糧もない雪山に不時着した時は人間の世界でも起こりました。食したのは遺体ですが)

さて、ライザップでのトレイニング前後の写真は一般の人にはインパクトがあり過ぎます。
あれを見ると体脂肪はとれ、筋肉が大きくなったと思う人が大半で、30万円の価値があると考えると思います。

ライザップのトレイニングでは二か月で確かに体脂肪は激減しています。
徹底的に炭水化物を断ち摂取カロリーを制限することにより、生命体として生き残るために蓄積されている体脂肪を分解するしかありません。(体脂肪はその時のために蓄積されるものです)白熊が100kg以上体重を落としてどうにか越冬しています。

同時に筋肉もエネルギーに変換されます。(筋肉が小さくなります)
逆に簡単には筋肉は大きくはなりません。タンパク質を大量にとっても筋肉に負荷を与えい限り、摂取したタンパク質は炭水化物よりさきにエネルギーとして使われます。
タンパク質は脂肪に変換できないので。
逆に体脂肪が猛烈に使われているエネルギー不足の状況でどんなトレイニングをしても筋肉を大きくすることは不可能です。摂取したタンパク質もエネルギーに使われるからです。
ライザップのCMでは皮下脂肪が取れたので、もともとあった筋肉が見えるようになっただけです。
CMでに使われている人々は体脂肪率5%程度だと思います。


もしたった2月で筋肉の大幅な増強ができるのなら、過酷なトレイニングを何年も続けているオリンピック選手は大喜びでライザップに行きます。
ライザップのトレイナーは優秀だと宣伝していますが、オリンピック選手を指導しているトレインナーより優秀なはずはありません。

ライザップはできるだけ筋肉を落とさないようにタンパク質(プロテイン)を取らせていますが、筋肉は大きくはなっていません。(ステロイドを使えば可能でしょうが)

人によっては筋力が増強したと実感する人もいると思いますが、それは神経系の発達によるもので、同じ筋肉でも脳の指令が筋肉に強く届くようになったて以前より重たいものがもちあげるようになるためです。

ボクシングの選手の試合前の減量のような食事制限とトレイニングで痩せても、ライザップをやめたら半年後には元の木阿弥になります。もともと食欲旺盛な人間です。
飢餓状態になったら炭水化物の美味しさは何事にもかえられません。
ライザップのCMに出ている人たちは体脂肪率4%に近くなっていると思います。
体脂肪率が4%程度を下回ると生命活動ができません。(死にます)
なのでそのくらいまで体脂肪を落ちた場合、生命体の人間は餓死を免れるために炭水化物を欲するようになります。
なので美味しく感じるのです。

ボクサーは仕事ですから数年間でも続けられますし、続けられなければボクサーは引退です。
ボクシングの選手でも試合後はタンパク質だけでなく炭水化物を大量に食べてダメージを受けた筋肉を養生しますのですぐに数キロは増えます。というか増量しないと次の試合に対する活力がなくなってしまうからです。
つまり試合前の検量のリミットに合わせるため短期間だけ減量しているのです。

極端な炭水化物の制限はブドウ糖のみで活動する大脳に悪い影響をあたえることもあります。そうでなくてもやる気がなくなります。

ライザップではすでに様々な問題が起こっていると思いますが、今は表に出ないようにお金を使って抑えているのでしょう。抑えきれなくなると思われる数年後にはライザップは終焉を迎えていると思います。

事業者はそれも見込んでいると思います。
稼げるうちに稼ぐつもりでしょう。
世界陸上の放送では年に2兆円以上利益を上げているトヨタと同列なスポンサーになっていました。
以下運動生理学の話しです。
今から60年ほど前にアジア大会で活躍した窪田登という重量挙げの選手がいました。
彼は重量挙げ選手のあと、ボディビルダーになり、運動生理学に興味をもつようになりました。日本の草分けの運動生理学者です。
早稲田大学は運動生理学の学科を作るために卒業生の窪田氏を教授に迎えました。

早稲田大学は日本を代表する私立の総合大学ですが、体育系の学部はありません。
しかし、窪田教授以来運動生理学の分野では日本トップレベルにあります。
私は50数年前にウエイトトレイニングをやっていましたので、窪田氏の著作を読んでいます。
ライザップのやり方は50年前の窪田教授のものと本質的には変わっていません。
素人相手で大儲けするビジネスモデルは構築しましたが。
窪田登氏は以下です。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AA%AA%E7%94%B0%E7%99%BB

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