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2015年12月18日 (金)

TV会議の普及でリニアモーターは不要

リニアモーターカーは様々な面で問題があり、運用は不可能と2年以上前からここにUPしてきました。

http://monkeyisland.cocolog-nifty.com/fromyokosuka/2013/09/post-e1e6.html

時速500kmでの走行は時速250km走行の4倍の電力を消費するのですが、原発再稼働と石炭発電でクリアするのでしょう。(使用済み核燃料と排出されるCO2による温暖化なんて憲法改正しか頭にない安倍さんはしったことではないですから)
空気抵抗は速度の3乗に比例します。速度が倍になれば半分の時間でつきます。
なので速度が二倍になると消費電力は4倍になるのです。

それよりなにより、リニアモーターカーの乗客が期待できないことです。
乗客は観光とビジネスに大別されます。
①観光
トンネル内を疾走して東京から名古屋まで40分で到着しても観光客は何回も高いお金を払うほどの魅力を感じるとは思えません。一度乗ったらもう十分でしょう。
それよりローカル線で車窓から富士山を眺めつつ駅弁を食べるほうがはるかに楽しいでしょうし、運賃も遥かに少なくてすみます。
スピードを求めた場合でも現状の新幹線で十分ですし、それ以上なら空からの眺望がある飛行機があります。
リニアモーターカーは保線に莫大なお金がかかりますが、飛行機はただの空気を利用しているだけで、コスト的に有利です。LCCがより普及したら現状の新幹線でも危ういです。

②ビジネス
リニアモーターの運賃は現状の新幹線の倍ぐらいとらないと採算に合わないでしょう。
何しろ電気代が4倍近くかかるのですから。
経済性を無視し、スピードだけを目指しているF1でも時速400kmが限界です。一気圧の中での時速500kmは馬鹿げています。
ジェット機は時速300km弱で離陸、燃費節約のため一気に上昇し空気が1/4位しかない上空1万メートル以上を時速1000kmで飛行します。

一方リニアモーターカーが運航される頃にはテレビ会議システムが一般化し、ビジネスマンの移動はほぼなくなるでしょう。
時間とコストをかけて移動して会議をしていたなら競争に負けます。
いくら時速500kmで移動できてもネットの移動速度は1秒で30万kmですから。

私の大学同期は未だに日本を代表する企業の正社員で頑張っています。
数年前は一月に一回程度東京から大阪まで出張し、会議をやっていたそうですが、今は年に一回懇親会的な意味も含めて出張するそうです。その他はTV会議だそうで、意志の疎通は十分はかれるとのこと。
私が2年前に予想したことが既に現実となっています。

プロジェクターで120インチぐらいのスクリーンに互いの姿を投影して会議を進めるそうです。
リニアモーターが運航を始めるころには、今より遥かにリアリティーのあるTV会議システムが出来ています。

リニアモーターで万が一の場合(例えば地震によるトンネルの落盤、テロでの爆発・脱線等)があれば飛行機事故同様乗客はまず全滅です。

それでもリニアモーターを進めるのは、その電力をまかなうための原発再稼働とセットになっているからなのでしょう。

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