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2016年1月 8日 (金)

自動運転自動車

自動運転自動車の実用化競争が激しさを増しています。

安倍首相は2020年のオリンピックの際には自動運転の車が東京を走っているようなことを言っていました。
私はレーザーディスクの基礎研究から世界で初めての製品設計まで関わった経験を持っています。
通常基礎研究と製品設計は全く違った分野の仕事で、考え方も組織も別になっています。

光ディスクの製品化にさいしては、製品設計の技術者には光ディスクの原理が理解できず、設計ができないので、基礎研究の研究者が製品設計までおりて担当したのです。(通常ではあり得ないことです)
基礎研究と製品設計は全く別物なのです。
基礎研究で作ったプロトモデルは機能サンプルみたいなもので、全く実用には供せません。
製品は誰が使うか分かりません。研究者には全く想像できない(酷い)使い方もされます。
製品のレギュレーションも厳しいものがあります。
基礎開発では機能を発揮することだけに注力し、レギュレーションなどに対応するゆとりはありません。
何しろ世界で初めてのものですので、コストも含め何の制約もなくても機能を成就することは大変困難な事なのです。
レーザーディスクの場合、商品化がほぼ完成したあと漏洩電磁波のレギュレーションのFCCと健康に関するレギュレーションのHEWをクリアする問題が浮上し、最大の障壁になりました。
自動運転の場合、事故の責任はどうなるかという法律の問題も大変ですが、それ以前に運用上の技術的な問題も山積しています。

例えば道路工事で片側通行になっているときの手書きの掲示板や個人個人ことなるガードマンの指示を画像処理で適切に対応するには10年では到底できません。
交通整理の警察官の指示に対して自動運転の車はどう対応するのでしょう。
家電製品ならバグで片づけられるものでも、直接命がかかわっている自動車の場合完全なものが求められるからdす。

2020年までに運用するなら自動運転以外の車はシャットアウトした専用道路を作り、そこを走るシステムがせいぜいでしょう。
道路から降りられないし、下の道路とつながっている処で車を降りることになります。
何のことはないこれはユリカモメと大して違いのない交通システムになります。

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