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2016年1月 1日 (金)

今年日本の若者は出稼ぎをめざせ。

新年朝一番の番組で一粒1000円のイチゴの話を聞きました。

311の震災でイチゴのハウスが壊滅したある村は、新たなイチゴ産業を起こすことを決意したそうです。
(既に村のイチゴは衰退一方だったので再生ではなくイチゴによる起業しかないと判断したのです)

ブランド化を初め様々な努力により今や一粒1000円のイチゴで収益を上げられるようになったとのこと。
この成功例を様々な分野に展開すれば日本の未来は明るいというような結論にもって行きたいようでした。
しかし、この座談会に出ている人は努力、あるいは運が良くてある地位を得た高給をとっている人達ばかりなので、イチゴ一個1000円の意味が分かっていないのです。
(自分でスーパーにいって買い物をしているひとは情報を得るための小数派だと思います)
イチゴ一個食べても一日に必要なカロリーの1%も充足しません。
一方1日の食費を1000円もかけられない国民は1/2はいると思います。4人家族だと月に12万円にもなるわけですから。
もっというと一日一人1000円の食費をかけられる開発国途上国の国民は超エリートだけです。
一個1000円のイチゴを買う、あるいはもらえる人は日本人の1%もいないでしょう。
そんな狭い市場を狙った場合、例え成功してもそれが日本の経済のある地位をもつとは到底考えられません。
10数年前にオンリーワン企業とかがブームになりましたが、現在日本の経済を支えている企業はひとつもないのでは。

かつては日本の素晴らしい伝統文化による高品質の製品を安価に大量生産、輸出することで安価な開発途上国の物を輸入することにより1億人を超える国民は豊かな生活を享受していました。
現在では東南アジアや中国で中品質の製品が圧倒的に安価に生産され、高価な日本製品が駆逐されています。ソニー、パナソニックだけでで日本では安価な製品を提供していたシャープもアウトです。
これらの会社は下請けまで入れると数百万人の家庭を支えていました。

日本国内でいくら頑張ってもこれからは毎年椅子が少なくなる椅子取りゲームの世界です。
若者は世界に出て日本の素晴らしい伝統文化をひろめることにより成功してほしいものです。
フィリピンは出稼ぎが国の経済を支えています。
天然資源がほとんどない日本も(高度なレベルの)出稼ぎで国民全体を養っていくしかないのです。

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