« e原発事故の期待値 | トップページ | 日本は安い »

2016年4月25日 (月)

原発の耐震性 ガル 加速度、加加速度

期待値に続いて工学の話です。

原発の耐震性はガルで表示されます。ガルは加速度の単位です。

重力の加速度は980ガル=9.8m/s2です。

例えばジェットコースターにのって2000ガルが記録されたら、自分の体重の2倍の力が加わったことになります。

ジェット機の離陸時は椅子に押しつけられるような加速度を感じますが、ほぼ一定の加速度なのでそれほど負担に感じません。

しかし、ジェットコースターのように左右に曲がり、また上ったとたん降りるときみたいなときは加速度が大きく変わると前後左右に振られ、とても怖い思いをしますし、体に大きな力を受けることになります。
ここで工学の話です。

まず、距離はメートルで表示します。
距離を時間で微分すると速度になります。(時間あたりどのくらい移動したか)
速度を時間で微分すると加速度になります。(時間当たりどのくらい速度が変わったか)
加速度をさらに時間で微分すると加加速度になります。(時間当たりどのくらい加速度が変わったか)

耐震性を表現するのに加速度だけを使っているのは問題があると思います。
加加速度も表示するべきだと思います。

最大加速度が同じでも徐々に加速度が増す(加加速度が小さい)地震といきなりドカンと一気にくる(加加速度が大きい)地震では建造物に与える損害は全然違うのですから。



|

« e原発事故の期待値 | トップページ | 日本は安い »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« e原発事故の期待値 | トップページ | 日本は安い »