プロンプター
NHKのニュースを見ているとこんな場面が良くでてきます.
アナウンサーをこちらを見ながら原稿をしきりに動かしています.前を見ながら原稿を読んでいるように見えます.不思議な光景ですね.
これはプロンプターと言うシステムを使っておりテレビカメラのレンズを見ながら原稿が読めるようになっているのです.
原稿の真上にテレビカメラが設置してあります.
そのカメラの画像をテレビカメラのレンズの真下のモニターに映します.
レンズの前にハーフミラーを45度に設置することによりアナウンサーはカメラ目線で手元の原稿を読むことができるのです.
テレビカメラのレンズから見るとアナウンサーだけでなくハーフミラーにより天井が映ってしまいますので天井方向は暗幕で覆います.
モニターの画像はミラーで左右が逆になりますので回路で画像を反転させます.
今から20数年前のプロンプターのモニターはブラウン管でした.プロンプターはテレビカメラにモニターをぶら下げることが必要になります.
そこで軽い液晶モニターに変えたいとの要望がありました.私たちは開発したモニターを持ってNHKで検討してもらいました.
木村太郎さんとか宮崎緑さんから読みやすいといわれたことを今も覚えています.
尚日本のプロンプターはアナウンサーが手書きの原稿を自分で動かしています.アメリカは外部の人が操作しモニターに原稿の文字が流れる様になっています.
アメリカのシステムはアナウンサーが読んでいるところが絶えずモニターの中心(レンズの中心)になるように外部の人が調整していますが,日本の場合はそうは行かないので気をつけてみるとアナウンサーの視線が微妙に動いているのが分かります.
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