41751さん,
>シャープファイブというギターは残念ながら見た事がありませんが、やはりテスコ的なビジュアルなんでしょうか?非常にカッコ良さげな感じがしますね。
当時エレキ(ソリッド型)の市場は東京サウンド(グヤトーン)とテスコが押さえていました.
と言ってもベンチャーズ来日前は小さな市場でしたので,あの爆発的なブームに全く生産が間に合わず,注文してから何ヶ月もまつ状態でした.
私の最初のエレキはグヤのLG65Tです.(最近なくなった超絶技巧の成毛滋さんも最初はLG65Tでした)
当時垂涎の的のモズライトは27万円でした.フェンダーのストラトキャスターやテレキャスターは20万円程度でした.
エレキの最初の火付け役はアストロノーツですが,彼等と初期のベンチャーズが使っていたのでトレモノアームのあるストラトが知られていました.
参考までにLG65Tは1万2千500円.これでも初任給ぐらいです.
1ドル360円の時代ですので舶来品(死語?)は何でもばか高かったです.
モズライトなんて買える訳がないのです.(当時寺内たけしはモズライトはエレキのストラディバリと盛んに喧伝したいました)
シャープファイブの三根さんが使っていたモデルが発売されると聞き,直ぐに予約しました.
その後ヤマハもエレキ市場に参入,後発メーカーでしたので何かが必要になりブルージーンズを取り込み,ヤマハのフラッグシップのエレキとしてモデル・ブルージーンズを発売しました.もちろん寺内タケシも使いましたが,弾きやすさや音質がモズライトのようには行かなかったようで,直ぐにモズライトに戻りました.加瀬邦彦以下バンドのメンバーはその後もモデルブルージーンズを使っていましたが.
その後ブルージーンズは解散し,加瀬はワイルドワンズを結成し,モデルブルージーンズの12弦ギターで「湘南サウンド」のルーツともいえる「思い出の渚」を発表しました.
葉山の森戸海岸に慶応大学のキャンプストアがあり(今もあると思う)そこで加山雄三やワイルドワンズが演奏しました.私もそのステージでブラックサンドビーチ等を演奏したことがあります.
これは40年前大学1年の時ですが高松マリンパークで演奏したときのものです.当時高松ではテレビはNHKとNHK教育そして民報の3つしかありませんでしたので,東京でもまだほとんどやっていなかったR&Bもやる我々はとても新鮮らしく,一緒に出演していた地元のプロのバンドから色々教えてくれとのことで,自作の楽譜なんかをあげました.
一番右が私です.ベンチャーズの時は私がリードを取りましたが,ビートルズやローリングストーンズの時は右から2番目の先輩がリードギターでした.
このステージで開催された大村昆の「ちびっ子歌合戦」や当時大阪のザピーナッツと言われたツインズの前座もやりました.
>自分のテクニックを痛いぐらいに理解しておりますので、ギターが弾けるお店では常に聴きに回る派であります(笑)。
学生時代色々なステージでバンドをやっていたと言うとかなりうまそうに聞こえるかもしれませんが,プロを含め当時のレベルは低く,現在の高校生のレベルにも到底及ばないくらいです.大半のドラマーのリズムは和太鼓みたいで盆踊りみたいになっていました.シンコペーションなんて言葉もまだ余り知られていない時代です.手拍子も頭打ちの人が大半で,当時来日したバンドがその手拍子で調子を狂わしたのも見ました.
私が行っているところはオーナーは30前のプロのギタリストです.うまい下手なんて言っていたら当然弾けません.色々(ただで)教えてもらっているという状況です.(たくさん飲みますが)
>以前NHKの深夜番組でハワイ音楽のルーツ紹介をしていたのを見た事があります。
その時にスラックキーギターの存在を知り、感動しました。
スチールとスラックキーの演奏でしたが確かにハワイアンな雰囲気がたっぷりでいいな~と思った記憶があります。
ですが、レギュラーチューニングすら怪しいので、オープンGの後ぐらいに練習したいです。
いやはや、一体何年先になるのか・・・と思っております(泣笑)。
スラック・キー・ギターの歴史はとても古いようです.ハワイに出稼ぎにきていたスペイン等のカウボーイが帰国するときにギターを置いていったそうです.
もらったはいいけれど,ギターの演奏法もチューニングも知らないロコ達が適当に弾いているうちにスラックキーギターが自然発生的に誕生したと言うのが定説です.チューニングは数十種類あると言われていますが,最近まで家の秘伝で門外不出だったようです.
数あるチューニングのなかでタロパッチ・チューニングが一番有名です.ワヒネ・チューニングもその次に使われているようです.
タロパッチチューニングというとおどろおどろしいと思われるかもしれませんが,実はオープンGそのものです.ふとい弦から D-G-D-G-B-D です.ローリングストーンズがこの独特な響きに魅かれコンサートで使いました.
コードが簡単なオープンGのでも弾く弦が見えないということで膝に乗せて弾いていたときたまたまナイフが弦に落ちて面白い音が出た.それがスティールギターの始りと言われています.(まゆつば?)ということでスラックキーギターはスチールギターより古い歴史をもっています.
今でもオープンGにチューニングした生ギターを膝に置いてスチールギターのように弾く古来の奏法を見ることがあります.
スラックキーギターの演奏は,クラシック,フラメンコギターなんてやっている人から見たら幼稚で相手にしないかも知れません.
スラックキーギターの名曲でも本当に音が「すかすか」です.しかしそれを何回も聞いていると「ハワイ」が目に見えてきます.
朝から晩まで海を見,ビールを飲みつつ適当に弾いていたのでしょう.そうイメージを持ちながら目を閉じて聞くと日本にいながらにしてハワイの風を感ずることができます.
オープンGの練習の際スラックキーギターの楽曲を使って下さい.現在手に入るテキストは松本ノボルさんの「スラック・キー・ギター 初歩の初歩 入門」というものしかありませんが,ピックしか使ったことのない私には丁度よいものです.
昨年12月にハワイで出会ったスラック・キー・ギターの奏者からいただいたタブ譜がありますので,もしご希望でしたら差し上げます.
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